こんにちは!ichiです。今回は確定申告をするべき人について解説します。実はいわゆる独身貴族や共働き以外のほとんどの方は、確定申告すると税金が返ってくるんですよ。
確定申告って難しそうだよね。別にしなくてもいいでしょ?
確定申告は本当に簡単だよ。
簡単なのに、税金が返ってくる形で割とすぐにお金をもらえるから、結果が見えて嬉しい気持ちになるよ。
う〜ん、でも僕には関係なさそうなんだよね。
実はかなりの人が申請すると税金が返ってくると思うよ。もちもち君もいくらか戻ってくるかも
まあ、聞くだけ聞いてみようかな。
対象になるかもしれないかどうか考えてくれるだけでも嬉しいな。
この記事では、確定申告に馴染みのない給与所得のみで生計を立てている人でも、確定申告で税金を取り返せるかもしれない理由を解説します。参考になれば嬉しいです。
確定申告を考えるべき人
確定申告を考えるべき人は以下のとおりです。
- ふるさと納税をしている人
- 住宅ローンで家を購入した人
- 生計を一にする家族がいる人
1番と2番は当たり前なので、さらっと流したいと思いますが、3番の生計を一にする家族がいる人については意外ですよね。独身と共働き以外全員?って思いますよね。そうなんです。この後解説します。
ふるさと納税をしている人
ふるさと納税の制度を利用している人が税金の控除を受けるには、確定申告かワンストップ申請を行う必要があります。
ワンストップ申請は自治体から送られてきた書類に記入して送り返すだけなので簡単そうですが、5つの自治体以内に限られてしまうというデメリットがあります。高級な返礼品に絞るのも良いですが、私はたくさんの地域のいろんなものが少しずつ欲しいので、これはかなりのデメリットだと思っています。
また、確定申告の簡単さを一度知ってしまうと、ワンストップ申請を5回する方が正直めんどくさいです。
さらに、この後触れますが、扶養家族がいる方はふるさと納税以外の理由で確定申告した方がいいです。確定申告をする場合、ワンストップ申請をしていても再度確定申告で申請しなければならなくなりますので、二度手間です。
なので、私は断然、年に1回の確定申告をおすすめします!
住宅ローンで家を購入した人
これは当たり前ですね。この記事では詳しく触れませんが、これもe-TAXで簡単にできます。 iPhoneを使うとさらに簡単です。
iPhoneを使うと、必要書類をスキャンして簡単にPDFが作れちゃいますからね。e-TAXでは、スキャンしたPDFをアップロードするだけで、書類を郵送したり税務署に持って行ったりする必要がありません。これについては以下の記事をご覧ください。
生計を一にする家族がいる人
この記事の大事なところです。
生計を一にする家族がいる人は、「医療費控除」でお金が返ってくる可能性があります。
医療費控除とは、年間の医療費が自己負担分で約10万円を超えたら、その超えた分を所得から控除しますよ、というものです。
愛する家族はいるけど、1年で10万円も医療費払ってないよ
そう思うよね。でも実際は10万円超えてくる可能性はあるよ。
家族分全部の医療費とそのための交通費も計上できるからね。
交通費!?それも入れていいの?詳しく教えて。
10万円超える理由① 家族分も払えば計上できる
家族のために払った医療費も計上できます。なので、家族の数が多ければ多いほど、10万円に近づく可能性は高まります。
10万円超える理由② 交通費を計上できる
バスや電車などを使って通院する場合、その分の交通費を計上できます。これが10万円超える最大の理由です。
タクシーや自家用車のガソリン代は計上できませんが、通院のために必要なバス代や電車代は計上できます。しかも、それらの領収書の提出は必要ありません。
バスでいちいち領収書なんか貰いませんよね。ですので、実際にはバスで通っていなくても、計算して大丈夫です。
別に罪悪感を抱く必要はありませんよ。自家用車やタクシーで通院するより、バスや電車の方が断然安いですし、普通に考えて怪我や病気の時に遠くの病院まで徒歩で行くわけにはいきませんよね。
国としても、「病院への行き帰りは医療費の一部でしょ」という考えでいてくれているということです。国はみんなが平等に幸せになれるように色々な制度を作っているので、きちんと申請する方がいいのです。愛を感じますよね(^^)
少し脱線してしまいましたが、交通費が加算できるということは、一回一回の治療にかかる費用よりも、通院の回数の方が地味に効いてきます。
一回の診察料等が仮に500円だったとしても、そこまで片道運賃250円だったとしたら、往復で500円なので、診察料と同じになり、今まで思っていたより2倍の医療費がかかっていたことになります。
そうやって計算していくと、いつの間にか10万円超えてしまうんです。私もここ数年、医療費が10万円に到達しなかったことはありませんでした。
特にお子様のいる家庭では、歯科や耳鼻科に通うことも多いので、10万円超えるというひとはかなり多いと思います。
医療費控除の対象になるか知る方法
医療費控除の対象になるかどうかを知るためには、医療費と交通費を計算する必要があります。
その方法は一つです。
地道に計算する
医療費の額を計算するには、この方法が一番です。医療費通知を受け取るという方法もありますが、これだけでは交通費が含まれていないため、結局は交通費を数えなければなりません。
地道に計算していき、最終的に10万円超えていれば晴れて確定申告に進みましょう!
おすすめの方法
とは言いましたが、おすすめの方法があります。
通院の数が多い方が地味に効いてくると言いまいしたが、数が多いということは、足し算する回数も増えるということ。10万円超えるとわかっていて、確定申告の頃(1月〜3月)にまとめて計算してもいいですが、それをやっても10万円行かなかった場合、泣きそうになります。
ですので、毎回もしくは定期的に表計算ソフトに記入していくことをおすすめします。
そして、そのための表計算フォーマットは、なんと国税庁が用意してくれています。みんなそうなるよね〜、ってわかってくれてるんですね(^^)
このフォーマットを使えば、確定申告の際に直接このデータを取り込むことができるのでとても便利ですよ。
フォーマットの取得方法
まず、「確定申告」で検索し、国税庁 確定申告作成コーナー に入ります。
するとこの画面になりますので、右上の「医療費計算フォーム」をクリックしてダウンロードします。
簡単ですね。
記入のおすすめ
次に、記入の際のおすすめについて紹介します。
このフォーマットはエクセルでダウンロードされますが、Google スプレッドシートでも編集可能です。ですので、ファイルを共有することができます。
家族とこのフォーマットを共有すれば、病院に行った人が自分で入力できます。さらに、単身赴任中でも離れている家族が入力したデータを確認できるので、わざわざ領収書を送ってもらって打ち込むというような作業をする必要もありません。
GoogleスプレッドシートはGoogleアカウントを持っていれば誰でも無料で使えますので、ぜひ使ってみてくださいね。
確定申告を考える人のまとめ
この記事では、確定申告を考えるべき人について解説しました。
ふるさと納税や住宅ローン控除を申請する人だけでなく、医療費控除を利用することで、ほとんどの家族持ち世帯は税金を返してもらえる可能性があります。
申請しないのはもったいないので、ぜひ国税庁のホームページに行き、「医療費控除フォーム」をダウンロードし、医療費の記録を始めてください。
コツコツと行動して、経済的自由(FIRE)に向かって突き進みましょう!
それでは、また!
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